動物用検査薬

ニッピは1996年より、BSE(牛海綿状脳症)の原因であるプリオン蛋白質の基礎研究を、動物衛生研究所と共同で行っています。
プリオン病の感染に関わる基礎研究と平行して、BSEの高感度の検出系を開発。「BSE検査キット」を完成しました。

BSE検査キットⅡ(プリオン研究用)、ELISA試薬・前処理器材セット

BSE検査キットⅡ(プリオン研究用)、ELISA試薬・前処理器材セット

「ニッピブル®BSE検査キット」は、高感度の抗プリオン蛋白質抗体と、効率の高い前処理器具「バイオマッシャー」を組み合わせた検査キットです。
2006年に製造販売承認を得て、動物用体外診断用医薬品として製造販売を開始しました。従来のキットよりも効率が高い検体の前処理法が高い評価を得ています。
2012年には産学官連携功労者表彰の“農林水産大臣賞”をいただきました。
なお、本製品用に開発した「バイオマッシャー」は、理化学研究用の汎用ホモジナイザーとして、単体でも販売しています。
その後、2017年4月より、「ニッピブル®BSE検査キットⅡ」ならびに「ニッピELISA試薬・前処理器材セット」の販売も開始しました。従来品よりコンパクトなパッケージとなっています。
また、冷蔵キットと常温保存のELISA試薬・前処理器材セットを分けたことで、冷蔵スペースの節約にも貢献しています。
現在、日本国内で正規に販売されている唯一のBSE検査キットです。

詳細カタログ

採材用シリンダー

採材用シリンダー

ニッピが開発したBSE検査用採材器具です。ウシの延髄から、110±20mgの試料を、より簡便に採取できます。
使用方法は、カタログをご覧ください。

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