ゼラチンの製造方法

コラーゲン・ゼラチン・コラーゲンペプチドとは

ゼラチンは、動物の骨、皮、腱あるいは魚の鱗や皮に主として含まれているコラーゲンという不溶性タンパク質を加熱変性して得られる分子量約10万の動物性の可溶性タンパク質です。コラーゲンペプチドは、ゼラチンを酵素等により分子量数百~数万まで加水分解したものです。

コラーゲン

  • 不溶性タンパク質

分子量 約30万

コラーゲン イラスト

加熱変性

ゼラチン

  • 可溶性タンパク質
  • 可逆的なゾルーゲル転換

分子量 約10万

ゼラチン イラスト

加水分解

コラーゲンペプチド

  • 可溶性タンパク質

分子量 約4,000(主に)

コラーゲンペプチド イラスト

製造方法

ゼラチンは、原料処理の違いにより酸処理法(Aタイプ)とアルカリ処理法(Bタイプ)に分けられます。

前処理に酸を使用
酸処理ゼラチン(Aタイプゼラチン)
前処理にアルカリを使用
アルカリ処理ゼラチン(Bタイプゼラチン)

製造工程

原料前処理

酸処理

アルカリ処理

熱水抽出

ろ過

イオン交換

濃縮

pH調整

殺菌

乾燥

充填

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