「スープ」「調理麺」惣菜に最適なゼラチン

ニッピではスープや調理麺惣菜に最適なゼラチンを提供します。
「商品製造時」「輸送時・店頭陳列時」「喫食時」のあらゆるシーンにおける課題が解決できます。

「スープ」「調理麺」惣菜の背景

中食市場の拡大が続くなか、チルドスープや調理麺などでは、スープをゲル化剤などで固めてゼリー状にし、その上に麺や具材を盛り付けている商品が多く販売されています。容器ごとレンジで温めると、ゼリーが溶けてスープとして食べることができます。また、商品設計として固めたスープの上に具材をトッピングすることができるため、具材を載せるフィルムなどのプラスチックの包材の使用量を減らすこともできます。

ゼラチンは、ほかのゲル化剤に比べて溶解性が高く、取り扱いやすさに長けています。また、喫食時の粘度が低いためスープの風味を損ねにくく、塩分による影響を受けにくいという特徴から、スープや調理麺などの惣菜への利用が増えています。
しかしながら、これらの惣菜においては、製造、輸送、店頭陳列、喫食の各段階でさまざまな課題が考えられます。ニッピでは課題をおいしく解決する、スープ・調理麺などの惣菜に最適なゼラチンを提供いたします。

製造時の課題解決

お湯に溶かすだけの簡単作業

ゲル化剤の中には、温度条件や溶解方法が煩雑なものもあります。ゼラチンも溶解するために膨潤が必要なものもありますが、ニッピが惣菜用におすすめするゼラチンは顆粒状のため、40℃以上のお湯にそのまま投入して溶かすだけで、簡単に使用できます。

顆粒状ゼラチンとその他ゼラチンの比較はこちら

作業効率をあげる、ゲル化速度

ゼラチンを溶解したスープを固めてゼリー状にする(ゲル化する)ためには冷却が必要ですが、冷却時間が長時間になると、商品製造時の生産性が低下します。
ニッピが惣菜用におすすめするゼラチンは、ゲル化速度が速く、冷却時間の短縮が可能であるため、生産性の向上に寄与します。

輸送時・店頭陳列時の課題解決

品質を維持する、離水の少なさ

輸送時や店頭陳列時に、ゼリー状のスープが離水してしまうと、具材に水分が移行し、食感や風味を劣化させたり、色移りを起こすなどで、商品の価値を損ねてしまいます。そのため惣菜用におすすめするゼラチンは、経時的な離水が少なくなるように設計されています。

シズル感を維持する、具材の沈み込みにくさ

ゼリー状のスープにのせた具材は、経時によってゼリー内に沈み込んでしまう場合があります。商品陳列時に具材が沈み込んでしまうと、ボリューム感が低下し、商品価値が損なわれてしまいます。これはクラッシュしたゼリーは、経時に伴い離水が生じ、保形性が不安定になることが一因です。
ニッピが惣菜用におすすめするゼラチンは、ゼリー強度が高く、具材の沈み込みが起きにくい設計です。

食シーンでの課題解決

スープが活きる、粘度の低さ

ゲル化剤で固めたスープを温めて喫食する際、スープが冷めて温度が低くなると、スープの粘度が高くなる傾向にあります。粘度が高くなると食感が変わり、スープ本来の特長を損ねてしまいます。
一般的にゼリー強度が高いゼラチンは粘度も高い傾向にありますが、ニッピが惣菜用におすすめするゼラチンは高いゼリー強度でありながら、粘度は低く設計しています。そのため、温度が低くなっても粘度が低く維持され、スープの特長を活かすことが可能です。

まとめ

ニッピがおすすめする惣菜用のゼラチンは、顆粒状で高ゼリー強度、低粘度のゼラチンです。
作業性に優れ、ゼリー化した際に離水や沈み込みが少ないなど、高品質な商品づくりに最適なゼラチンとなっています。
スープ・調理麺などの惣菜のスープのゼリー化をお考えの際には、ぜひニッピの惣菜用ゼラチンをご検討ください。

※試験はすべて自社調べ

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