コラーゲンぺプチドの基本

コラーゲンペプチドとゼラチンの違い

動物の体を構成するタンパク質の中で、最も多く存在するのがコラーゲンです。コラーゲンは生体内で不溶性のタンパク質として存在しますが、これを加熱変性させることで可溶性のゼラチンとなります。さらに、ゼラチンを酵素などで加水分解することで、より低分子のコラーゲンペプチドを得ることができます。コラーゲンペプチドは水に溶けやすく、冷やしてもゲル化しない性質を持っています。

コラーゲン

  • 不溶性タンパク質

分子量 約30万

コラーゲン イラスト

加熱変性

ゼラチン

  • 可溶性タンパク質
  • 可逆的なゾルーゲル転換

分子量 約10万

ゼラチン イラスト

加水分解

コラーゲンペプチド

  • 可溶性タンパク質

分子量 約4,000(主に)

コラーゲンペプチド イラスト

コラーゲンペプチドの製造方法

原料前処理

熱水抽出

加水分解

ろ過

イオン交換

濃縮

pH調整

殺菌

乾燥

充填

原料前処理後、熱水で抽出されたコラーゲンは酵素により加水分解され、目的とする分子量に調整します。
その後、コラーゲンペプチドの純度を上げるため、ろ過やイオン交換工程を行います。最後に、殺菌処理を行い、乾燥工程を経て粉末状に加工されます。

ニッピのコラーゲンペプチドの栄養成分

ニッピのコラーゲンペプチドは、純度の高いタンパク質です。

エネルギー 380kcal
水分 5g
タンパク質 95g
脂質 0g
炭水化物 0g
灰分 0g

(可食部100gあたり)

※上記数値は、ニッピの魚由来コラーゲンペプチドの測定結果一例です。

コラーゲンの型について

コラーゲンには動物種と器官によって異なる型があり、現在28種類の型が確認されています。「ニッピぺプタイド」に含まれるコラーゲンの型は、生体内で最も量の多いI型です(真皮、骨、腱、魚鱗に多く、ほとんどの結合組織に含有しています)。

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