株式会社ニッピ(以下、「当社」)は1907年に創業し、食肉の副産物である皮革の鞣し製造業に始まり、皮革産業の副産物であるゼラチン及びコラーゲンの産業化を進めるなど、業態そのものが副産物に価値を与える循環型社会実現の先駆けとして成り立ち、今日まで事業を展開してまいりました。
昨今の企業を取り巻く環境は、一層不透明さを増しており、その中でも持続可能な社会の実現に向けての取組みは、企業の社会的責任であるのみならず、自然由来の原料に依存している当社におきましても、事業を継続する上での重要な課題であると認識しております。
当社は、各事業部門における様々なSDGsへの取組みをより実効的なものにすべく、事業部門横断的組織としてサステナビリティ委員会を2021年11月に設置し、活動しております。同委員会では、各事業部が独自に実施してきたSDGsへの取組みをとりまとめ、確認・検討・検証するとともに、全社的な統一活動へ昇華することにより社会・環境に資する取組みを推し進めてまいります。
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