よくあるご質問

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目的細胞からのDNA抽出について、柔らかい試料用、硬い試料用、フィルターポアサイズ大小の適用の使い分け方を知りたい。 HP掲載のバイオマッシャー「取扱説明書」P.8-9掲載の「破砕対象組織と適合ラインナップについて」をご確認ください。
http://www.nippi-inc.co.jp/product/
chemistry/tabid/115/Default.aspx

バイオマッシャーIのフィルターサイズは?
(フィルターによる細胞の破砕が為されるかの確認)
1)NIP-30-2.0-O(2.0mlチューブOリング付 PPフィルター(目開き80~145μm)
2)NIP-30-2.0-O-PE(2.0mlチューブOリング付 PEフィルター(目開き20~60μm)
3)BMIIIのPPフィルター(目開き80~145μm)
バイオマッシャーIIのタンパク質抽出効率に関する資料はあるか。 HP掲載のBM技術資料をご確認ください。
http://www.nippi-inc.co.jp/product/
chemistry/tabid/115/Default.aspx
バイオマッシャーIIのチューブは液体窒素で冷却可能か 素材はPPであり、冷凍耐性は一般的に-60~-40℃程度のため液体窒素への耐性はございません。試料の温度上昇を避けたい場合は、破砕対象を凍結させた後、氷上でホモジナイズしてください。
未滅菌の製品でもRNaseフリーか? 当製品は最終製品でのDNase RNaseの確認テストを行っておりませんのでDNase Free,RNase Freeを保証しておりません。ただし当製品の組み立て、包装は清浄な空間にて作業者が清潔な作業着の他、同様の帽子、マスク、手袋を着用の上、直接製品に触れないよう作業しております。発売開始よりこれまで、DNase,RNaseに関する報告はユーザー様から頂いておりませんが、DNase Free,RNase Freeの条件が必須の場合は、DNase RNase除去の前処理の上、ご使用されることをお勧めします。
バイオマッシャーII用の1.5mlチューブおよびペッスルの単独販売はあるか? 単独販売は行っておりません。
動物臓器組織サンプルから脂質代謝物を抽出するのに用いることは可能か? 試料を破砕後、疎水性溶媒を添加し遠心分離をかければ、脂質代謝物の回収が出来る可能性がございます。
バイオマッシャーⅡでのホモジナイズに培養細胞にはあまり適さないと表記されているが、その理由は。

バイオマッシャーIIのすりよりも培養細胞のほうが小さいため、破砕しきれない可能性がございます。

腫瘍組織など比較的固い臓器の場合、バイオマッシャーII or IIIを用いて破砕する前に、凍結させた後ハンマーなどで粉砕しておく必要があるか 事前に粉砕頂いた試料を用いることで、より確実な粉砕が可能と考えられます。「バイオマッシャーIII」はフィルターを装備しておりますので、腫瘍組織など繊維化した組織ではフィルターに組織が残ってしまう可能性がありますので、「バイオマッシャーII」の使用を推奨いたします。
バイオマッシャーIIIとVのフィルターの素材及びその親水性は? 素材はポリエチレンで親水性は高くありません。
血小板破砕に対しBMは使えるか。血小板浮遊液の量は2ml程度。 フィルターポアサイズが破砕対象より大きい場合は、効率的な破砕は難しいと考えられます。PP,PEフィルターのいずれのサイズも血小板サイズより大きく、血小板破砕にBMは適さないと予想されます。
破砕対象の試料サイズとその推奨品番が知りたい。 破砕対象の試料サイズとその推奨品番は、以下をご確認頂き、ご選択ください。
BMII  試料サイズ100mg
BMIII  試料サイズ50mg
BMV  試料サイズ500mg
BMSP 試料サイズ1000mg
バイオマッシャーシリーズの遠心耐力が知りたい。 各品番における遠心耐力は以下の通りとなっております。
BMI:10000~15000G 10~30 sec
BMII:10000~15000G 10~30 sec
BMIII:6000~10000G 10~30 sec
BMV:3000~6000×g 5 min
BMSP:3000~6000×g 5 min
フェノール系の試薬に対しての耐性はあるか。 BMSPのフェノール系溶媒への耐性については、以下の通りです。
+20℃:変化無し
+60℃:ひび割れ、強度劣化、変色の可能性あり
滅菌済みの物は、滅菌証明書等の証明書はあるか。 滅菌証明書がございますので、ご請求ください。
パワーマッシャーⅡはすべてのバイオマッシャーシリーズで利用できるか。 バイオマッシャーII,III,Ⅴ,SPでご利用いただけます。バイオマッシャーIではご利用いただけませんのでご注意ください。
 PM2の最適なプロトコル等(回転数、時間、強度)はあるか。  パワーマッシャーIIの回転数は450(回転/分)と低めに設定しており、その分回転トルクを高めております。そのためチューブ内の破砕対象を押し付けても回転が止まりにくく、硬い試料の破砕にも効率的にご利用いただけます。
最適時間及び強度は破砕対象により変わりますので、パワーマッシャーIIの一か月レンタルにお申し込みいただき、併せましてバイオマッシャーのサンプルで破砕をお試し頂くことをお勧めいたします。

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