Collagenomics®シリーズとは、経口摂取後に体内で安定・高濃度で吸収されるペプチドを豊富に含有する
コラーゲンペプチドです。コラーゲンペプチド(またはゼラチン)の経口摂取の効果は古くから知られていました。
コラーゲンはタンパク質の一種であり、アミノ酸として吸収されると信じられてきました。2005年に京都府立大の
佐藤健司先生(現・京都大学)らのグループは、経口摂取されたコラーゲンペプチドは、全てがアミノ酸として
吸収されるのではなく、一部はペプチドのまま血中で検出されることを発見しました。これはタンパク質栄養に関する
考え方を大きく変えるものでした。更に血中で検出されるペプチドはジペプチドPro-HypやトリペプチドAla-Hyp-Gly
であることも明らかとなり、これらの機能も次々に報告されています。現在ではコラーゲンペプチドの経口摂取の効果は
これらが機能性因子と考えられています。一般にコラーゲンペプチドは、タンパク質分解酵素を使ってコラーゲンを
分解して作られます。そこで、当社は機能性因子である活性ペプチドを予め含有するような製法の開発に取り組み
ました。食品製造用酵素には厳しい制約があり、目的のペプチドを生成させることは困難でしたが、
バイオマトリックス研究所の基礎研究成果が投入されることでCollagenomics®シリーズとして製品化されました。Collagenomics®シリーズで規格化されているペプチドは、血中で安定な事が特長であり、必要とされる部位に到達
できる活性ペプチドです。
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